それにしても 
・・ あのブーツは素敵だった
裕美子さんがいつも履いているブーツの匂い
和夫は余韻を楽しみながら駅へと向かっていた
例のクラブへ行こうかなと考えていた時、
道端に腰かけている女性に気づいた
・・ あの中西裕美子だった

「あれ、どうしたの」
「あっ・・山口さん・・ちょっと酔っちゃたみたいで」
「休んでたらみんな先に行っちゃって・・」
「山口さん、一人ですか」
「うん、僕も出遅れちゃった。みんな2次会にでも行ったのかな」
「うん、そうかも・・私たちだけとり残されちゃいましたね」
「大丈夫、帰れる?」
「うん、大丈夫ですけど・・」
「山口さん、時間あります? 」
「カラオケでも行きません? ちょっとそこで休んで帰りたいな」
妙な展開だと思ったが、和夫に断る理由などある筈もなかった。
明日は休みだし、SMクラブへでも行こうかなと思っていた矢先だった。
あの裕美子さんが2人でカラオケに行こうと誘ってくれている。
忘年会の名残りでちょっと開放的になっているのだろうか。
2人はすぐ目の前にあったカラオケボックスに入った。
忘年会シーズンだったが、ちょうど少人数用の8畳位の部屋が空いていた。
飲み物の注文が終わって部屋は2人っきりになった。
裕美子は特にカラオケの曲を探す素振りもなく所在なさげにしている。
和夫は裕美子の足元に視線を落としてみた。
あのブーツが
部屋のカクテル光線に照らされて怪しく光っている。
「歌わないの?」 
「うん、ちょっと休みたいから」
「ちょっとお話しません?」
「うん」
「初めてですよね、こんな風に二人っきりでお話しするの」
「私、ちょっと大胆だったかな、なんだか無理に誘っちゃたかな?」
「ご迷惑じゃなかったですか?」
「そんな事ないよ、どうせ帰るだけだったし、明日は休みだし、それに・・」
「それに・・?」
「それになんですか?」
「いや前から一度こんな風に話したいなって思ってたんだ」
「裕美子さんのこと気になってたし・・」
思わず”裕美子さん”と呼んでしまってから
和夫はしまったと思った。
恥ずかしくて裕美子から目線をはずしたが、
裕美子はそれを見逃さなかった。
「裕美子さん・・?」
「初めてですね、私の事そんな風に呼んでくれるの」
「私の事、気にしてくれてたんですか?」
「どんな風に?」
「いや、その・・いつも素敵なブーツだなとか・・」
「ブーツ・・?」
「山口さん、ブーツ好きなんですか?」
「ひょっとして、ブーツフェチ?」
突然ずばり言われて和夫は赤面した。
裕美子の目が一瞬キラリと光った気がした。
部屋に少し怪しい風が吹いた。

注文した飲み物が運ばれてきた。
和夫はビール、
裕美子は少し酔ったと言っていたのに
ジンベースのカクテルを注文していた。
「山口さんって、彼女とかいるんですか」
カクテルに口を付けながら裕美子が聞いてくる。
「いや、いないよ、どうして」
「ほんとですか」
「山口さん、女子の中でわりと人気あるし、私も気になってたんですよ」
「イヤだ、私何言ってるんだろう、恥ずかしい」
そういいながら裕美子はカクテルをテーブルに置き
上目がちに和夫を見つめた。
その目線に耐え切れなくなった和夫は
どう答えていいか分からず思わず目線をはずした。
少し沈黙が続いた。
「ああ、そうだ。さっきの忘年会の写真あるんですよ」
「見ません?」
「うん、見せて」
裕美子がバックからデジタルカメラを取り出した。
・・続きます
足フェチ、匂いフェチで女王様のおみ足、お靴、ブーツ、全部大好きです。女王様の蒸れたおみ足の匂いだけで射精できる立派な変態になりたいなどと妄想しています。
Author:M.Bolton
job;専門職
style;170/58
favorite;女王様のお履物の中敷が羨ましいのはやっぱり変態でしょうか?

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